レーザ加工やタレパン加工で切断、加工された金属板を図面を見ながらデータ通りに曲げる専用の機械を使用してベンダー（曲げ）加工を行なっています。
産業用ロボットとベンディングマシンを組み合わせたベンディングロボットを自動運転させながらプレスブレーキという半自動のマシンを使って手曲げをしています。

材料を加工し、製品になっていく工程に魅力を感じています。複雑な曲げ加工製品を図面通りに完成できた時はやりがいを感じます。
反面その製品を正しい手順（金型の選定や曲げ順）で効率よく作業できるように考えているときは大変でもあります。

もともと、何かものを作ることが好きで、製造業に絞って仕事を探していました。中でも、普段の生活では操作ができないような機械を使って製品をつくりたいという思いがありました。
工場見学をさせていただいた時に今まで実際にみたことのない7軸多関節ロボットやレーザマシン、パンチングマシンなどの機械を使って製品をつくっている所を見て、私もここで働きたいと思ったのがきっかけです。

TPM活動や6S改善などの職場の改善活動が盛んで現状に甘んじることなく常に向上心をもって皆さん作業されていると感じました。私自身とても良い刺激になっています。
業務は、工程ごとに難易度が違って自分の今のレベルより、少し高いレベルの仕事ができた時には大きな達成感が得られます。
極めるには長い年月がかかる仕事なので、そこがまた奥深いとこだと思います。

ベンディングロボット、プレスブレーキを使った金属の曲げ加工